• カトリックの教え

令和5年度9月モットー『責任感』

2011年にアカデミー賞作品賞を受賞した「英国王のスピーチ」という映画をご存じでしょうか。

後に英国王ジョージ6世となるヨーク公アルバート王子は人前でうまく話すことができず悩んでいました。

しかし、王族として式典でスピーチをしなくてはなりません。彼は妻の助けを得て、優秀な言語聴覚士から指導を受けることになります。

努力に努力を重ね、様々な苦難を乗り越えて変化していく王子の姿やそれを支える言語聴覚士との関係性など見所の多い映画だと思います。


誰しも苦手なことがあるはずです。それと向き合い克服しようと努力することは苦しいことでもあります。

ジョージ6世が逆境を乗り越えられた要因は主に2つあるように思います。1つは家族や言語聴覚士ら周りの人たちがあたたかく励まし助けてくれたこと。そしてもう1つは、国王という立場を担う者としての彼の責任感ではないかと思います。
今月のモットーは責任感です。

みんな何らかの社会的役割をもって生きています。時には「そんなこと自分には無理だよ、できないよ」と思うような働きを求められることもあるでしょう。

でもそれは成長するために与えられたチャンスかもしれません。苦手なことでも、任されたことは努力して果たそうとする、そういう責任感のある人はきっと周りの人も支えてくれるはずです。


困難に襲われたとき、役に立つ考えがある。私が忠実の度合いを増せば増すほど、他の人たちがこの徳を増すのに貢献できるということだ。お互い支え合っていると感じることほど、魅力的で心惹かれることは他にない。」(聖ホセマリア「拓」より)