- 中学校
田植え体験 in 外海 ~食育・探究~

中1は毎年、田植え体験を行っており、今年度も外海地区の大中尾棚田保全組合さまのご協力のもと田植え体験を行いました。
前日の大雨もあり雨の心配がありましたが、当日は雨に降られることなく、時には太陽の日差しがさす天気。
日本の棚田100選に選ばれた大中尾棚田の水面が、太陽光を反射して輝く姿も見られました。

はじめて田植えする生徒も多い中、田んぼの感触に初めは戸惑いながらもさすがは男の子。
あっという間に慣れてどんどん苗を植えていきます。




慣れてくると田んぼの様子を見る余裕もできて、たくさんのオタマジャクシやイモリに盛り上がり、イモリを捕まえて観察する生徒もいました。
ちょうど理科の学習でイモリ(両生類)とヤモリ(爬虫類)の違いを学んだ後だったので、ホンモノを見ながらその特徴を確認していました。

今回は用意された苗を準備された田んぼに植えるだけの体験でしたが、事前に米作りの作業の流れは確認しています。他の田んぼでは、ちょうど「田起こし」や「代搔き」をしているところもあり、米作りの大変さを改めて感じることができました。
ちなみに今回植えた田んぼはココ!棚田のほんの一部です。すべてを田植えするのは大変な労力ですね。

生徒によるお礼のあいさつでも「米一粒一粒を大切にする」という言葉がありましたが、昔から「米一粒には7人の神様が宿る」と言われています。ぜひ、今後は米一粒も残すことなく大切にしながらご飯を食べるようにしましょう。

ご協力いただいた大中尾棚田保全組合のみなさま、ありがとうございました!