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中1家庭科「いのちをいただく」紙芝居

家庭科の授業内にて「いのちをいただく」という紙芝居を通して、「いただきます」という言葉の意味について学びました。

この紙芝居は食の根本は命を犠牲にしているということ、私たち人間が生き延びられるのは沢山の動植物の命をいただいて生きているということを改めて深く感じさせてくれる実話です。

あらすじは・・・

牛の命を解いて、お肉にする。
坂本さんはこの仕事がずっといやでした。
人々にとって大切な仕事だということはわかっていても牛と目が合うたびに仕事がいやになり、いつか辞めたいという思いを抱えていました。

そんなある日、息子のしのぶくんは参観日で先生からお父さんの仕事の大切さについて教えられ、その仕事の偉大さを理解します。
息子の理解に励まされ仕事を続けようと決意した坂本さんでした。

しかし牛のみいちゃんを大切に育ててきた女の子とおじいちゃんが牛を手放しに、お父さんの仕事場へやってきます。


「みいちゃんが牛肉になる日」
しのぶくんとしのぶのお父さんとみいちゃんとみいちゃんの家族がそれぞれ命について思いを巡らせます。
泣いて別れを惜しむ女の子の姿に「この仕事はやめよう、もうできん。」気持ちが揺らぐ坂本さんにしのぶくんがある言葉をかけます。

中学1年生は牛の「いのち」が私たちの体をつくっていることに改めて触れ、真剣な表情で物語に耳を傾けていました。
「いただきます」という言葉の意味について改めて考えることができた紙芝居でした。

みんなが毎日食事の前に言っている「いただきます」はとても大切な言葉ですね。

食べることはいのちをつなぐこと。
これからも食事の時間を大切にしていきましょう。

今はお腹が空けばすぐ行けるコンビニやスーパーが身近にあります。
物が溢れる飽食の時代を生きる私達にとって食べ物に感謝をしていただくことは、子ども達だけでなく大人にとっても大切なことですね。