• 今日はどないなん?精道三川台中高校長
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オーストラリア研修2/3終了

コロナ禍でのオーストラリア研修もほぼ無事に2/3が過ぎようとしています。

マスク着用は公共交通機関のみと言っても過言では無いくらい「普通」に戻りつつあるオーストラリアでも、陽性者は7日間の自己隔離が求められます。しかし、「濃厚接触者」はマスクをすれば通常通りの生活ができるレギュレーションです。「陽性かどうかわからない人を隔離する必要はない、陽性者のみ隔離する」というフェーズになっているオーストラリア。ある意味納得です。

一方で、家族に感染者が出たホストファミリーはそれ以上ホストを続けず、他の家庭に代わるようにお願いしています。我々が感染して、1週間自己隔離になると予定通り帰れなくなるので……

数件発生しました。その玉突きで、私もホストファミリーを代わることに。昨日から3軒目のお宅にお世話になっています。

1軒目は学校より更に郊外の、8畳ぐらいのゲストルームにバストイレは共用、スーパーまで歩いて行ける距離のお宅。

朝からワライカワセミが鳴く閑静な郊外の一戸建て

2軒目は街のシドニー第二の都市の駅から歩いて行くことができる都会のアパート。素敵な環境でしたが、娘さんのお部屋を取り上げる形でのステイだったので、結構心苦しかったですね。

ホストマザーが鳥に餌付けされてて、毎朝やってきます

3軒目は超郊外、周りは牧場か林という環境ですが、離れの一棟をいただきました。暖房は暖炉という日本では得難い経験をさせて頂いてます。

鳥がやってくるどころか、周り中で鳥の大合唱。ワライカワセミが4羽ほどで大「爆笑」してます💦

と、このようにホームステイはそのご家庭によりさまざまです。どのご家庭に入るかは「縁」のようなもので、それもまたホームステイの醍醐味ではないでしょうか。

ちなみに、私がお世話になっている3軒目のお宅は、コロナ禍前に私が5年連続お世話になったご家庭と懇意にしておられるようで、明晩2家族一緒に夕食をいただこうという話になりました。何かの「縁」を感じざるを得ません。

本日の遠足はBlue Moutains。

名前の由来
グレーター・ブルー・マウンテンズ地域は、91種ものユーカリが広範囲で自生する地域。気温が上昇するとユーカリに含まれる油が気化して空気中に広がり、その油分が光の青のスペクトラムを相対的に良く通し、ブルーがかって見える
とのこと。

景色が綺麗に見えるEcho Pointに。
3連岩がスリーシスターズという名前がついてる

「むかーし、昔このブルーマウンテンにはアボリジニーの美しい3姉妹と祈祷師のお父さんが平和に暮らしていました。ある日、食べ物を探しに山に出かけた3姉妹とお父さんは、穴ぐらで寝ていた魔王を起してしまったのです。起されことに腹を立てた魔王は3姉妹を自分に差し出せば許すと言いました。

娘を渡したく無いお父さんは娘たちを守るために魔法の杖を使って3姉妹を岩に変え、自分はコトドリに変身しその場から逃げました。

しかーし、コトドリに変身したお父さんは、魔法の杖を谷底に落としてしまったのです・・・。

なので、3姉妹とお父さんは人間の姿に戻る事ができなかったと言われ、お父さんは未だに魔法の杖を探し続けているそうです。」

という、なんとなくマヌケな、なんとも切ない伝説があります。伝説はさまざまなバリエーションがありますが…

明日ははや、帰国のためのPCR検査を受けます。そのあと、マンリービーチ散策の遠足。


ともかく、残り数日、つつがなくいくようにがんばります‼️