• 今日はどないなん?精道三川台中高校長

同級生・同窓生

「結局宣伝かよ」というネタバラシを冒頭でしてみる・・・

唐突ですが、私の高校時代の同級生で2人小説家がいます。

1人は藤岡陽子さん。
2児の母にして看護師をしながら小説を書いている異色の作家です。
更に異色なのは、その経歴。新聞社に就職して新聞記事を書いていたけれど、思い立って辞職、アフリカ・タンザニアの大学に留学。帰国後、文学学校に通いながら執筆活動。結婚・出産を機に、働く意義を再考し、看護学校に通って正看護師の資格を取得、現在は看護師をしながら執筆活動をしています。
先日5/20に新しい文庫本が発売されました。

「金の角持つ子どもたち」

突然日本最難関中学受験を決意した小6の主人公俊介。その夢をサポートする家族模様を描いた物語です。
受験生を抱えた保護者の皆さまは読んで考えるところあるかもしれません。



もうひとりは赤神諒さん。高校から私と同じく文学部英文学科に進みましたが、なんと、大学3回生のときに司法試験に合格。
文学部英文学科在籍ですよ!
東京大学大学院で法学の修士号取得後、カリフォルニア大学バークレー校ロースクールに留学。
帰国して上智大学大学院で博士号単位取得後、現在は上智大学の教授をしながら執筆活動をしています。
これまでは大友家のお家騒動や朝倉家盛衰記、村上水軍、立花三将、長宗我部信親などなど、日本史・戦国時代を題材にした小説を多く執筆しています。
英文学から法学、そして歴史小説と、これまた異色の作家さんですね。

先日5/21に『太陽の門』という小説を出版。
これは日本経済新聞朝刊に連載されていたので読んだ方もいるかもしれませんね。伊集院静氏が連載していましたが、ご病気になり、休載。急遽あとに入ったのが赤神氏でした。

映画『カサブランカ』の主人公リックのその映画までの物語。
「映画カサブランカの前日譚」と表現されています。
ようやく英文科っぽいのが出てきました。
映画の中のキザなリックが、小説の中でもその姿を現しています。
映画カサブランカを楽しまれた方は、ぜひお読みください。



さて、もうひとり紹介するのは(なんか、私の同級生紹介記事になってきています・・・)
京都で大栄というかまぼこ会社を経営している人。

現在、「太閤献上」という新商品を開発しています。これは文字通り、最高級の品質で作ると同時に、そのセット内容のバリエーションの内容も最高のものを追求しています。リンクを貼るのははばかれるので、興味を持った方は検索してみてください。
そのセットの中身が和紙製の箱であったり、醤油であったり、日本酒であったり、信楽焼のお皿であったり、こだわりの内容ですが、そこに更に多くの同級生が関わっています。
まもなく販売開始です。


「なーんだ、3つとも宣伝かよ・・・・」と言われそうですが・・・汗。


毎年、出身中高の全体同窓会があります。下は卒業したてから、上は90歳代の方まで800~900人が一堂に介します。
その後、各学年で同窓会をしていますが、私も時々(と言いながらこの10年くらいは毎年行っていますが)参加し、級友たちとの親交を楽しんでいます。



何を言いたいかって?
前置きがなが~~~~~~~~くなりましたが、


精道三川台も実に様々な卒業生・同窓生が出ています。


長崎のかまぼこ屋さんや中華街レストラン、高級長崎料理屋さん、ホテルやタクシー会社。映画監督からシンクタンク、お医者さん、風力発電の会社から保育士さん、公務員、などなど。挙げたらきりがないです。


精道三川台も創立40周年を迎えますが、
この同窓生は卒業生たちにとっても、
学校にとっても文字通り「財産」です。


ぜひこの財産を大切にしてください。
この財産を存分に活用してください。


そ・の・た・め・に・は・・・・・・?


はい、同窓会に参加してください。


今年は創立40周年記念式典を催します。
予定では11月です。
詳細が公表できるようになった際にはまたお知らせしますが、ぜひご参加ください。



「結局宣伝かよ・・・」とツッコまれそうですが、
私は、自分の同級生との親交を本当に楽しんでいます。
もはや、「救われている」と表現できるかもしれません。

本校の同窓生の皆さんもきっとそのような気持ちになることと思います。

私は「外様」ですので、知らない方も多くいるでしょうが、
廣田校長が同窓生の皆さまのことをお待ちしています。
創立当時からの先生方もまだまだいます。

次の周年記念行事は50周年でしょうか。
10年後のその時はもう・・・・・・・。


ということで、卒業生のみなさん、今年ですよ!今年!


お待ちしていますよ!!