- カトリックの教え
灰の式〜四旬節のはじまり〜
カトリック教会の暦に従って毎年やってくる四旬節の始まりを標す「灰の水曜日」。ミサではなく、「灰の式」といわれる典礼に則った式がA棟多目的室で行われました。
オリーブの枝を燃やしてできた灰を祈りの中で祝福したのち、聖水をかけます。それを参列者は頭または額に受けていきます。司祭は「あなたはちりであって、ちりにかえるのです」と言いながら一人ずつに灰を授けていきます。私たちの存在は、ちりのように儚いものであると同時に、決して過ぎ去らない永遠に向かうものも含んでいます。
儚さと同時に永遠を見つめる、これが灰の式の意味になります。
四旬節についてより詳しく知りたい方は、日本司教協議会のホームページをご覧ください。