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第三回全国高校生政策甲子園決勝大会出場!

8月25日に第三回全国高校生政策甲子園決勝大会が国会議事堂参議院別館にて行われ、九州沖縄大会を1位で通過して代表となった本校のチームが出場しました。
本校は初出場で決勝大会に進出した昨年に引き続き、なんと2年連続での出場です。

「日本の未来を創造する!持続可能なデジタル政策!」という設定テーマに対して、東日本代表3チーム、西日本代表3チーム、九州沖縄代表2チームの計8チームがそれぞれが考えた政策を発表しました。
今年は初めて現役の国会議員(自民党 平沼正二郎 氏)も審査員として参加され、日本青年会議所の会頭や副会頭の方々と共に高校生の考えた政策に対して耳を傾け、質問等をしていただきました。
どのチームも地区予選を突破してきただけあって、しっかりした根拠やデータを基に政策を考えており、緊張の中でも堂々と発表して鋭い質問にも答えていました。

本校は児童養護施設に入所している高校生がスマホを持てずにオープンキャンパスや大学入試出願などでのスマホ利用を前提とした進路に関わる様々な場面で同じスタートラインに立てないという、これまでフォーカスされてきていなかった現状について問題視し、すべての高校生がスマホを持てるための政策「スマホ供給PROJECT」と高齢者が抱えるスマホなどのメディアに関する不安や問題を解決するために、学生ボランティアを活用するという政策「地域密着型デジタルリーダープログラム」という2つの政策により、デジタルディバイド(情報格差)を無くして、誰もが真に平等にデジタル社会に参画できる未来をつくることを目指すための政策を発表しました。

審査員のいる大会のため、得点が付き順位が決まり、1位と2位の2チームが表彰されます。
残念ながら本校は2位以内に入ることが叶いませんでした。
悔しさに涙する生徒でしたが、それだけ本気で取り組んできた証です。
九州沖縄大会の会場で審査員を務めていた糸島市議会議員の方も来場しており、その議員の方や九州沖縄大会から本校生徒の発表を聞いてきた青年会議所のスタッフの方々も慰めの声をかけてくださいましたし、審査員を務められた平沼議員も生徒に声をかけて、現状について質問をしてくださいました。
大会最後の挨拶を務めた日本青年会議所副会頭さまも挨拶の中で本校の話に触れて、このような課題があることを始めて知ったと言ってくださいました。

受賞という目標を果たすことはできませんでしたが、このような課題があるということを出場した他校生徒も含め、多くの人に伝えて問題提起をすることができ、本来の意味での目的を達成することができたと思います。
正に記録より記憶に残る発表でした。
昨年度の2月頃から準備を始め、夏休みに入ってからも準備を進めてきた、およそ半年間の集大成が報われたと思います。
生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。

さて、実はこれで政策甲子園は終わりではありません。
この後、本日の発表の動画と政策の概要をまとめた資料を基に、インターネットを用いた国民投票が行われます。
選挙権は成年未成年に関わらず全ての国民が持っています。
9/1~9/20までの期間で投票の受付がされますので、ぜひ本校の政策に清き1票をお願いいたします!
多くの方々にこの政策が伝わることを願っていますので、ぜひお知り合いの方々にもお伝えいただければ幸いです。

下記リンクやQRコードから読み取るかLINEアプリ上で「@705lepy」をID検索してお友達登録をして、続報をお待ちください。

https://line.me/R/ti/p/@705lepyr?oat_content=url&ts=02131328

ところで国会に行って、ただ発表して終わるわけにはいきません。
国会議事堂(参議院)の見学ツアーにも参加しました。
普段目にすることができない天皇陛下の控室や国会中継で目にする議場などを目の前で見て、多くの驚きと学びができました。

さぁ、後輩のみなさん!
次は君たちの番です!
来年も国会議事堂で精道三川台高校の名前が呼ばれるように、一緒に政策甲子園出場を目指しましょう!