- 中学校
中1研修合宿

4/10・11の1泊2日で、新中学1年生は日吉自然の家に宿泊して研修合宿を行いました。
目的は「中学生として必要な心構えを身につけること」と「同級生である42期生や担任など教師との親睦を深めること」です。
中学生としての心構えとして、生活部主任の先生から生徒心得についてだけでなく、自己イメージと自己評価についてや挨拶の大切さ、メディアの使い方など色々とお話しいただきました。

また神父様から本校の建学の精神について「カトリックの教育理念」や「学校とは何か?」「人間とは何か?」について講話をいただき、これからどうやって学校生活をしていけばよいか考えたり、精道三川台設立当初から関わっている理事の方から校訓の一つである「自由と責任」について、ルールがあるからこそ自由に行動できるという話や、学力の伸び方と継続した自主勉のススメについて話がありました。

親睦を深める活動としては、アイスブレイクも兼ねたイニシアティブゲームで、互いに協力しながら課題を解決していき、楽しみながらコミュニケーションをとって仲を深めていきました。





寝食を共にする2日間。
食事も教員を交えて一緒に食べています。
おかわりもして、おなかいっぱい食べました。


部屋では普段は目にすることが少ない2段ベットにテンションが上がっています。


他にもコミュニケーションをとることで、合意形成を図る活動によって、相手の意見に耳を傾けることそして自分の意見をハッキリと述べることの大切さについて学び、グループで合意した意見をリーダーが発表していきました。


2日目の朝には共に研修を行っている高1はもちろん、長崎銀行さんの新入行員も一緒に朝のつどいを行い、中1の生徒が代表してラジオ体操を行いました。
大勢の前でラジオ体操をする緊張感もありましたが、立派に役目を果たしました。

ちなみに長崎銀行の新入行員のみなさまは中1と同じフロアに宿泊していたため、廊下ですれ違うことも多くありましたが、我々教員はもちろん中学生たちにもしっかりとあいさつをしてくださるなど、中1の生徒たちにとっては社会人のよい手本となり、いい刺激となりました。
ありがとうございました。
研修の最後にはボランティア活動も行っています。
この活動は毎年行っているもので、利用させていただいた施設への感謝の気持ちも込め熱心に行いました。
グラウンドの除草作業や敷地内の落ち葉の掃き掃除を行い、施設の職員のみなさまにも大変喜ばれました。
誰かのために行動することや感謝されることは一つの大きな学びとなっています。


退所式では職員の方から次の言葉をいただきました。
「瓜つくるより土つくれ」
良い瓜をつくることばかりに気を取られ、その瓜を育んでいく土や根っこの部分をおろそかにしてはならない、自分個人を成長させるためにはその成長の場である学校や仲間を大切にしながらよい関係や環境を作っていきましょう、ということです。

この研修合宿で「よい土づくり」のスタートが切れました。
これから1年、土を大事にしながら大きく立派な瓜に成長していきましょう!