• カトリックの教え

11月は「死者の月」

 11月は伝統的にカトリック教会では死者の月と呼ばれています。ところで11月は秋、秋といえば食欲、美味しい食材がたくさん思い浮かびます。栗、柿、秋刀魚、松茸、かぼちゃ等々。それはほんの一部であってもっとたくさんあることでしょう。それら全てを味わい尽くすことはできません。

 そんな中、私たち全員が例外なく必ず味わうもの、それが「死」です。『死は、彼らにとっては終わりであり、私たちにとっては始まりである。』(『道』738番)信仰をもってこの未知なるものを味わうことができるように、神様との日々の付き合いを深めていければと思います。