• 今日はどないなん?精道三川台中高副校長

高校総体を終えて

今日はこの件で記事をあげないで何をあげる!?
ということで高校総体についてです。


まず、バスケットボール部。
初戦、強豪の佐世保工業戦。
第1クォーターはなんとリードして終了。
第2クォーターも善戦し、前半折り返しです。
私は見られてないですが、見ていた、もとい、記録を撮っていた先生方の話を聞くと、とてもワクワク・興奮するような試合だったということです。
最終結果は 62-80 で惜しくも敗退。
惜敗!本当に善戦でした!
ちなみに、佐世保工業はその後勝ち上がり、3位という結果でした。


続いてサッカー。
初戦はサッカー王国島原半島の強豪島原工業。
本校サッカー部は粘り強い守備が特徴(と、私は勝手に信じています)
その特徴を遺憾なく発揮し、前半を0-0で折り返します。
後半、絶好のチャンスを外すという思わぬこともありつつ、このまま0-0でPK戦での決着かと思われた終了間際に劇的ゴール!!
試合再開のホイッスルの直後、試合終了の長いホイッスルという、本当に本当に終了間際のゴールで勝利しました。

2回戦、前日の1回戦で14-0という大量ゴールで勝利し、気持ちよく2回戦に上がってきた五島高校戦。
はい、ここでも噂の粘り強い守備が大爆発、
(えーっと、特に噂は立っていません。私が言っているだけです・・・)
と思いきや、なんと、その守備からの攻撃で相手を押し込む本校優勢で試合は展開していった模様。
そして後半も半ばに差し掛かってところで待望のゴール!
そのまま1-0での勝利です。ベスト16!
次戦は優勝候補の一角、長崎日大。

3回戦、会場を県の最北部平戸総合運動公園に移し、晴天のもと行われました。
平戸総合運動公園は天然芝のフィールド。
各種試合も殆ど行われていないのか、青々とした本当に美しいピッチです。
まるで、プロの試合が行われるのかというぐらいに美しく整備されています。
このような環境で試合ができるとは、選手たちは幸せです。
でも、その幸せを勝ち取ったのは選手たち。素晴らしい!
さて、その日大戦ですが、またまた評判の守備力発揮。
(特に巷では評判にはなっていないようですが、私がボソボソと言ってます)
まさに鍛え上げられた日大の攻撃を本当に粘り強く跳ね返します。
この日特に光ったのはキーパー。
1対1の場面で体を張ったセーブ。
相手の強烈なミドルシュートを横っ飛びパンチング。それこそあれ程の横っ飛びはプロの試合でしか見たことありませんでした。
相手の控え選手たち数十名から「おお~っ!」とどよめきがおき、拍手が生まれるほどのファインセーブを連発。
しかし、ついに前半終了間際、キーパーからのパスを相手にカットされ、シュート一閃、ゴール左隅に決められてしまいました。
気を取り直して後半。相手はさらに攻勢をかけてきました。
それでも粘りに粘る本校イレブン。
しかし、後半半ば、相手の見事なビルドアップから一度は弾き返すも決められてしまいました。
そして、そのまま試合終了。
残念ですが、本当によく頑張りました!
ちなみに、長崎日大は本日のところベスト4。
明日6/10に決勝進出をかけて、冬の全国大会進出校創成館を2-0で破った諫早商業と対戦するようです。


そして、ソフトテニス。
本校2回目の高校総体団体優勝を狙った今年。
初日、順調に勝ち上がります。しかし、そこは高校生。
団体メンバー4ペアのうち、試合に臨むのは3ペアですが、
調子の良いペアもいれば、調子の上がらないペアもいます。
初日は私の目から見て、1ペアは調子上がらず。
思わず、「どうしたの?」と声をかけたくなりますが、
この高校総体期間中は極力選手たちには声をかけないようにするので、見守るだけです。
2日目、なんと、昨日は調子が上がらなかったペアが調子を上げました。
一方で、調子が良いように見えたペアが豹変。球が決まりません。
それでもなんとか勝つのは地力がある証。
3回戦、準決勝とファイナルゲームでの決着で勝ち上がります。
決勝戦は想定通り長崎南山。
1ペア目、2ペア目が同時進行する2面展開での試合。
2ペア目が大爆発、相手のエース、個人戦の第1シードのペアを圧巻の試合運びで勝利!
もうひとコートの1ペアはシーソーながらもゲームを取り、ゲームカウント3-2でリード。あと一本決めたら勝利!という6ゲーム目の場面で不調のショット。残念!
切り替えて次!と応援(記録)するも、逆転を許し、3-3でファイナルゲームに。こうなると、追い上げた側が精神的優位なのはみなさんもご存知の通り。
残念ながら1ペア目は敗れてしまいました。
3ペア目は本日調子を上げたペアですが、まだまだ最高の調子とはいかず、相手に分がありました。
残念ながら2-④で敗退。1-2で優勝を逃しました。
ソフトテニスは1位2位が九州大会進出、優勝校のみがインターハイ進出決定。
2位校はたとえ九州大会で優勝してもインターハイ出場の権利は得られないので、ここでインターハイ出場は逃してしまいました。無念!!

さて、個人戦です。途中経過は割愛します。
ソフトテニス個人戦トーナメント表は8枚あります。(248ペア出場)
そのページのトーナメントを勝ち抜いたらベスト8です。
期待通りに勝ち上がるペア、思わぬ敗退のペア、想定外に勝ち上がるペアなど文字通り悲喜こもごも。
それでも本校選手たちは惜しくもページを勝ち上がれずベスト16の1ペア、ページを勝ち抜いたベスト8以上が4ペアと、大健闘。
ベスト4がけの準々決勝では本校ペア同士が戦うことに。なんとも言い難い戦い。というのも、個人戦はベスト6までがインターハイ、ベスト8までが九州大会進出です。九州大会の条件は団体戦と同じで、なんとしてでもベスト6に入りたいところです。
話を戻して、準々決勝で本校同士のペアが対戦するということは、勝敗で片方はインターハイ決定、破れたペアは4ペア総当たりの順位決定戦に回ります。
準々決勝で敗退し、がっくり来たあとに更に3試合。決勝まで戦うペアは残り2試合なので、優勝チームより過酷な試合スケジュールに。
そして、結果は、2ペア勝ち上がり、2ペア順位決定戦に。3ペア勝ち上がれるかなあと、試合途中までは期待しましたが、残念ながら2ペアに。
話の展開的にはまず、順位決定戦をお話ししましょう。時間の流れは先に決勝までが終わったのですが。
さて、時空を無視して順位決定戦から。
4ペア総当りですので、2勝1敗が目標となります。
ここでも本校ペア同士の闘い。
朝の8時半頃から炎天下のもと試合をして早7時間弱、15時頃に立て続けに試合をするというのは、誰が言ったのか、まさに「死のリーグ」(はい、私が言いました)
勝負を決するのはもはや精神力と言っても過言ではない状況。
初戦の同校対決に勝ったペアはその後の試合も勝ち、3勝で5位確定。同校対決で負けたペアはその後1勝し、迎えた3試合目が1勝同士の6位決定戦に。つまり、インターハイ決定戦。お互い体力の限界の中戦っているのが見ている側でもわかります。並行して行われていた準決勝、決勝の試合も決着し、会場にいた全員が注目するという試合に。
そして、結果は残念ながら本校ペアは敗退し、結果、7位入賞。
本人たちも、見ている側も悔しい結果でしたが、このペアはまだ2年生と1年生。今回の大会を糧にしてさらなる飛躍を期待したいと思います。

さて、「時を戻そう~!」
準決勝、第1シードと対戦した本校2年生ペア。勝つチャンスはありましたが、要所要所でのミスが響き、準決勝敗退。
絶好調時のイメージが残っているので、少し残念ですが、3位。
もうひと組の3年ペアは調子よく勝ち上がり、その第1シードペアと対戦。
試合当初は相手ペアに勢いがあり、ゲーム1-3まで取られましたが、本校ペアのそこからの追いあげは素晴らしかったです。7連続ポイントを含み、3-3に追いつき、ファイナルゲーム。
前の方にも書きましたが、長丁場で、精神力が勝敗を決するような状況で、追いついた側に勢いと分があります。そのまま押し切り、見事優勝!
素晴らしい!数年前に団体優勝したときも個人優勝はなかったので、本校初の快挙です!

個人戦結果
1位、3位、5位、7位、ベスト16に1ペアと、素晴らしい結果でした。

引き続き、がんばってほしいと思います。
私もおでこ「焦がし」ながら、「マスク日焼け」を気にもとめず、応援したいと思います!
(流石に石川県までは「記録」を取りに行くことはしませんが・・・)